八戸で「はちのへ郷土かるた」大会 地元高校生が発案し企画運営

「はちのへ郷土カルタ」で遊ぶ様子

「はちのへ郷土カルタ」で遊ぶ様子

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 八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で8月11日・15日、地元を題材にしたかるたを楽しむ「あそぼう!しろう!つくろう!はちのへ郷土カルタ」が開かれた。

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 同イベントは八戸商業高校(十日市)課題研究5班のメンバーが「子どもの頃から慣れ親しんだ『はちのへ郷土カルタ』をみんなで楽しんでほしい」と発案。メンバーの笹本穂乃実さん、冷水志乃さん、高橋昇大君らが企画運営を担当し、今回初めての開催となった

 同かるたは「子どもたちが八戸を知る手掛かりが欲しい」という声から1989年に製作。かるたは読み札では「イカの名産 八戸港」「うみねこの鳴き声響く蕪島(かぶしま)に」など八戸の名所が読まれ、絵札には対応した名所が描かれる。

 会場では、館内で遊んでいた親子連れらが呼び掛けに応じて訪れ、元気にかるたを楽しんでいた。

 同校商業科3年の笹本穂乃実さんは「『はちのへ郷土カルタ』を広めたく思い企画した。私たちが子どもの頃から遊んでいたこのかるたを多くの世代に遊んでほしい。かるたには八戸の魅力が詰まっているので、八戸の魅力を楽しみながら知ることができるチャンスだと思う」と話す。「製作から30年がたつので、自分たちの手で新しい郷土かるたを作れれば」とも。

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