八戸の青森県立「種差少年自然の家」(八戸市鮫町)で8月11日~13日、八戸ジュニア・オーケストラが定期演奏会に向けて夏季強化合宿を行った。
合宿は9月10日に八戸市公会堂(内丸)で行われる「八戸ジュニア・オーケストラ第28回定期演奏会」に向けて、演奏技術や表現力の向上の訓練とともに団員の結束を高めることを狙うもの。合宿にはオーケストラ団員16人とともに白銀(しろがね)中学校16人と白鴎小学校の生徒2人も練習に参加した。
合宿時、外はあいにくの雨続きの天候だったが、自然あふれる環境の中で団員たちはのびのびと練習に励んだ。同オーケストラ音楽監督の松井慶太さんも合流し、パート練習・全体練習など2泊3日の中身の濃い音楽漬けの生活を送った。途中、OBが陣中見舞いに駆け付けたりバーベキューを楽しんだりとリラックスした一面もあった。
同オーケストラの中村浩治理事長は「小学生・中学生・高校生の団員と白銀中学校、白鴎小学校の吹奏楽部員が1カ所に集まり練習することで、定期演奏会に向け心を一つにしていい演奏を求め練習を行っている。練習の成果である定期演奏会にはぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。
定期演奏会は14時開演。入場料は、一般=1000円、高校生以下=500円。チケットは中合三春屋(十三日町)、ラピア(江陽)、八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)、八戸市公会堂(内丸)で取り扱う。