八戸市東体育館(八戸市湊高台8)で9月3日、東北フットサルリーグ1部の公式戦第8節イタチカ八戸対ウルティモ(宮城)の試合が行われ、5-3でイタチカが勝利した。
同リーグ1部はイタチカ八戸を含めた全8チームで、5月から12月まで2回戦総当たりの全14試合で優勝を争う。イタチカ八戸は前半の7試合を終えた時点で、4勝1分2敗の勝ち点13で首位との勝ち点差5の4位。
後半戦の幕開けを5位のウルティモと対戦したイタチカは吉岡弘樹(20番)が前半だけで3ゴールを決める活躍を見せ、前半を終えて3-1とリード。後半にも吉岡、さらに細越勝恭(14番)の追加点で5-1と最大4点のリードを奪う。終盤ウルティモも反撃、2点差まで詰められたが、しのぎ切りイタチカが5-3で勝利し、集まった600人の地元ファンに勝利を届けた。イタチカの順位は4位で変わらず。
イタチカ八戸の山野内智大キャプテンは「たくさんの方が来てくれた前でしっかり勝てたことはうれしく思う。後期のこれからの戦いにつながっていくと。終盤パスミスが多く、そうした甘さが首位のチームなどに負けてしまう原因になるので気を引き締めてこれからも戦っていく」、大活躍を見せた吉岡選手は「前期は上位のチームに競り負けていたので、勝って差を縮めて優勝に一歩ずつ近付けるように頑張っていきたい。毎回ホームにたくさんの方が来てくれて力になっている。今年はもうホームの試合はないが八戸から応援を送ってもらえるとうれしい」とそれぞれ話した。
イタチカ八戸は、次節は10月1日に東山総合体育館(岩手県一関市)で6位のヴィヴァーレ一関と対戦する。