八戸のテクノルアイスパーク八戸(八戸市新井田西4)で11月6日、大学日本一を決める「第90回日本学生氷上競技選手権大会」(略称:インカレ)の記者会見が行われた。
本年度の同選手権は12月25日~29日の5日間の日程でテクノルアイスパーク八戸、田名部記念アリーナ(河原木)、福地アイスアリーナ(南部町)を舞台にアイスホッケー競技大会が行われる。
同大会は1924(大正13)年から大学最高峰の大会として開催。今年は90回の節目を数える記念大会。アイスホッケー競技を八戸市と南部町で開催し、スピードスケート・フィギュアスケート・ショートトラック競技は2018年1月に長野県軽井沢町で開催する。
八戸では9年ぶり8回目の開催となる今回は、男子は昨年のベスト16や地区予選で出場権を獲得したチームなど全32校が出場。地元からも八戸学院大学と八戸工業大学が出場予定。90回大会を記念した初の試みとして女子のアイスホッケーをオープン種目として開催し、3校が「初代女王」の座を争う。
日本学生氷上競技連盟の福田弥夫会長(八戸市出身)は「参加チーム数や参加選手数などこれまでで最大規模の大会になる。地元八戸の多くの方々に一発勝負のトーナメントにかける選手たちの熱い戦いをぜひご覧いただきたい」と話し、駒沢大学の選手としても出場する同連盟の渡辺慎吾理事長(八戸西高校出身)は「一つの街でこれだけの数の試合を行う記念大会になるので盛り上がってほしい」と大会成功への意気込みを語った。
会見では大会のポスターも発表され、デザインを手掛けた八戸工業大学感性デザイン学科1年の佐々木由衣さんは「90回の記念大会のポスターに選ばれて光栄に思う。学生の若い力を表現したいと思い、エネルギッシュで迫力や躍動感を重視して制作した。選手の皆さんには最後までがんばってほしい」と話す。
同大会決勝は12月29日14時からテクノルアイスパーク八戸で行われる予定。