八戸で市民参加の写真コンテスト「わたしのみつけたアートシーン フォトコンテスト2017」が開かれ、17人40作品の応募の中から10人10作品が入賞した。
同コンテストは「『アートのまち・はちのへ』を推進する会」(事務局=はちえきキャンバス in 八日町)が主催し、今回で4回目。セミプロ・アマチュアを問わず、市民が見つけたアートな瞬間・光景を風景・人物などのジャンルを問わず公募した。
同会担当者は、コンテスト開催のきっかけについて、「デジタルカメラやスマートフォンの普及や『インスタ映え』なる言葉も認知され、『一億総カメラマン』ともいえる時代。『アートのまち・はちのへ』から『写真のまち八戸』に特化し広く市民から公募しようと思った」と話す。
審査の結果、特選の八戸市長賞には龍輪(たつわ)和夫さんの「アウストラーレ(南の郷)」、準特選の八戸中心商店街連絡協議会会長賞には松井朋子さんの「初冬のアート」、八戸観光コンベンション協会会長賞には馬場正泰さんの「毎日、お疲れ様です」、「アートのまち・はちのへ」を推進する会会長賞には大久保俊男さんの「朝の煙り」が、それぞれ選ばれた。
同会事務局の高橋恵子さんは「いつも見かける光景も視点を変えることで雰囲気が変わり、街中の再発見や探索につながる。入賞した作品以外にも力作がそろっている。来年も開催予定なので大勢の方に参加してほしい」と話す。
入賞・応募作品は11月10日~12日、八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)のギャラリー2で展示する。入場無料。開館時間は10時~18時(10日は11時~19時)。11月中旬からは、八戸市中心商店街や各金融機関で展示を予定する。