八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)で11月17日~19日の3日間、北東北屋内最大級のクラフト市「はっち市 2017」が始まった。
はっち市は「はっちが、ちっちゃな街になる」がコンセプト。クラフトブースは各店舗、館内の各スペースを劇場やギャラリー、学校、子どもたちの遊び場に見立て、「街ってなんだろう?」ということを考える実験の場として2011年に始まった。毎年11月に行い、昨年は3日間で1万6000人が来場した。
今年は「再考で最高に!」をテーマに行い、全国からクラフト店・フード店合わせて約70店が出店する。期間中、展示販売のほかワークショップも開き、実際にアクセサリー作りや草木染などを体験できるようにする。18日・19日には八戸市のラジオ放送局「BeFM」が館内のみで聴くことができるラジオ放送を行い、はっち市の見どころなどを紹介し会場を盛り上げる。
はっちスタッフの岩崎菜津美さんは「出展応募者が多い中、高い倍率を勝ち抜いたえりすぐりの店がそろっている。中でも今年の一押しは、盛岡で大人気の『青空商店』。5階全フロアが『青空商店』になり、雑貨、音楽、フード、もの作り体験が集まる空間となっている」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、17日=12時~20時、18日=10時~18時、19日=10時~17時。入場無料。ワークショップは500円~3,000円。