八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で2月3日から、ロボコンの街はちのへを紹介する企画展「『ロボット×八戸』パネル・映像展」が開かれている。
同イベントは八戸市市制施行88周年記念市民提案事業として行われ、これまでの八戸市民ロボコンアーカイブをはじめ、八戸市内の「ロボット教育」の現在をパネルと映像で紹介する。
ギャラリー1では八戸市民ロボコン第1回から4回までのアーカイブ展を実施。ルールや当時の懐かしい写真や過去に使用したコート、実物のロボット、選手も大会ごとに分けて展示する。過去から今までの変化を比べる楽しむことができる。シアター1では、「八戸のロボット教育の今」を紹介し、ロボット教育が盛んな八戸の姿を伝える。八戸工業大学、八戸高専のロボコン、ロボット教育の取組みを、パネルと学生たちが作ったロボットで紹介する。
11日にはメイン企画となる「八戸市民ロボコン」も開催。例年、八戸をテーマに実施しているが、今年は八戸市市制施行88周年を記念し、テーマは「8」。試合コートで8を模し、全ての点数を獲得すると「88」になるなど工夫する。13時~16時30分。
はっちコーディネーターの岩崎菜津美さんは「市民ロボコンは、どれだけ個性を出せるか。制作に使うキットは同じものだが、装飾は自由なので、さまざまなアイデアのロボットがいる。選手は昨年から準備をとても頑張っている。自宅にコートを作って練習をしていたチームもある。みなさんの頑張りを見に来ていただければ」と来場を呼び掛ける。
パネル展開催時間は9時~21時(最終日は17時まで)。入場無料。今月11日まで。