八戸市公会堂(八戸市内丸1)大ホールで3月3日・4日、八戸文化協会所属団体による合同発表会「八戸ファンタジィ」が開かれた。
あらゆるジャンルの文化活動をバックアップする意味で、種類や流派を超えて大舞台で日頃の成果を発表する同発表会。今年で57回目を迎え、今回は市制施行88周年記念公演も兼ねる。日本舞踊などは違う流派の作品を同じ舞台で鑑賞する機会はなかなかないという。
舞台には2日間でモダンダンス・バレエ・日舞・フラダンス・社交ダンス・太極拳・民舞・フォークダンス・リズム体操・大正琴・詩吟・カラオケなど40団体が出演。
初日の3日は土曜日で、14時開演。開場の13時30分の時点で入り口には幅広い年齢層の観客が列をつくった。舞台は大正琴に始まり、モダンダンス、江戸芸かっぽれ・日本舞踊と続いた。4日は9時30分からさまざまな番組が続き、休憩を挟みながら20時まで続き、家族や友人ら出演者に盛んに拍手を送った。
出演した「櫻川流江戸芸かっぽれ」の櫻川梅福さんは「出演者には、実は80歳近い方もいるが、気持ちは若く元気はつらつ。今日も楽しく踊れた」、ささもりゆきとくん(5歳)は「かっぽれを踊った。とても楽しかった」、青潮小学校6年の大江はゆなさんは「かっぽれを始めて7年くらいになる。今日は良かった。中学校に入ると忙しくなるが、かっぽれは続けたい」、青潮小学校4年の大江いぶきくんは「最近練習をしていないので思い出すのが大変だった。でも100点だった」と、それぞれ振り返った。