八戸で東日本大震災復興支援チャリティーライブ 震災直後に始まり8回目

チャリティーライブの様子

チャリティーライブの様子

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 八戸市の八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で3月11日、東日本大震災復興支援チャリティーライブ「3.11を忘れちゃ鳴らねえLive」が開かれた。

黙とうの様子

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 同ライブは、東日本大震災直後の2011年4月に、八戸市内で最も早いチャリティーライブイベントして開催。毎年、この時期に開催し今年で8回目。八戸市内の音楽好きが集まるライブハウスや飲食店「いわぶち響堂」(小中野)、「とんでん兵」(八日町)、「フラット」(三日町)が中心となり、市内のミュージシャンに声を掛け開催する。主催者は「『唄の力で被災地を励ます』などとは全く考えず、純粋に募金を集めるための音楽イベント。集まったお金は小林眞八戸市長に直接手渡す」と趣旨を話す。

 イベントのMCはクミコさんが務め、「BAND-O-AGE & アケタクフラット」「ゆらゆら」「ニコニコ」とんでん兵マスターさん「MOJO山内5TED」「ヒロユキ・イワブチと八戸Jazz楽団」「ひろし&大吉」、友情出演として古屋敷裕大さん「BAND-O-AGE~みんなで唄いましょ♪」が出演した。ジャズピアニストのデイヴィッド・マシューズさんが校長を務める「八戸Jazz楽団」には多数の小中学生の親や親戚も応援に駆け付けた。

 演奏のほかに、震災発生時刻には黙とうも行われた。関係者手作りのクッキーや主催者提供の酒類を「じゃんけんゲーム」でプレゼントするコーナーも。最後は残った出演者全員と観客もステージに上がり「上を向いて歩こう」をセッションして幕を閉じた。

 会場には高齢者の姿も多く見られたが、普段は聞き慣れないジャズやロックに盛んに拍手を送っていた。半日にわたるライブだったが観客席への客足が途絶えることはなかった。
 出演したとんでん兵マスターさんは「今年もやりました。来年もやります。募金に応じてくれた皆様ありがとうございます。出演者の皆さま、お疲れさまでした。今年は昨年を上回る8万5,859円が集まった。ずーっとずーっと歌い続ける」と感謝の言葉を話す。

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