八戸市の館鼻岸壁(八戸市新湊3)で3月18日、八戸の日曜の「朝の顔」でもある「館鼻岸壁日曜朝市」が今シーズンの営業を開始し、多くの市民や観光客でにぎわいを見せた。
同朝市は広大な岸壁に毎週日曜の朝、最大で300店が軒を連ね、日本最大級の朝市とも呼ばれる。新鮮な魚介類や野菜に果物、総菜にコーヒーなど多彩な出店が見どころ。物販のほかに、音楽ライブや、朝市「黙認」キャラクター「イカドン」なども話題を呼ぶなど、近年では全国放送のテレビや雑誌でも数多く取り上げられる。
昨年末以来の営業に、およそ2カ月半ぶりの再開を待ちわびた買い物客は店主らと「久しぶり」「今年もよろしく」と声を掛け合っていた。
同朝市を主催する湊日曜朝市会理事長の上村隆雄さんは「今日の再開を待っていたたくさんのお客さんがいてうれしく思う。今日はカナダからの観光客もいて喜んでくれていた。4月半ばには男女洋式3基ずつと障がい者用が1基ずつのトイレの工事が完成予定。今年もトラブルや事故なく皆さんが和気あいあいと買い物を楽しめる朝市にしていきたい」と話す。
開催時間は5時(夜明けごろ)~9時。毎週日曜営業(5月13日は八戸うみねこマラソン全国大会で休業)。12月末まで。