八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)に3月17日、八戸市出身の女子レスリング競技オリンピックメダリストの功績を紹介するコーナーが開設された。
同展示は八戸市のレスリング文化を市民が認識し全国に発信することで、レスリングの普及や発展を推進することを目的として八戸市が行う「レスリングのまち推進事業」の一環。
2012年ロンドン大会48キログラム級金メダリストの小原日登美選手、2004年アテネ大会と2008年北京大会48キログラム級銀メダリストの伊調千春選手、2004年から2016年のリオ大会まで4大会連続金メダリストの伊調馨選手の3選手の経歴や戦歴、子どもの頃に通ったレスリングクラブの紹介を紹介。選手が実際に着用したシューズも展示する。
選手の手のひらの写真と手の大きさを比べることができるほか、レプリカのメダルを首にかけたりし記念写真を撮ることもできる。
八戸市スポーツ振興課の小渡洋介さんは「3選手の偉業や功績を知っていただくのももちろん、選手が育った競技環境が八戸にあることを知り、皆さんがレスリングに親しむきっかけになれば」と話す。
開館時間は9時~21時。毎月第2火曜定休。入場無料。