八戸のまちづくり団体「八戸せんべい汁研究所」が3月、2014年12月以来の改定となる「2018年版　八戸せんべい汁ガイドマップ」を発行した。

　マップはA2版サイズを6つ折りとしたサイズに、八戸せんべい汁を提供する飲食店など約190店を掲載。八戸市内や東京、大阪などの提供店の営業時間や住所、電話番号などの基本データに加えマップも掲載。マップには八戸でお薦めの朝市や種差海岸などの観光名所も紹介する。

　同研究所の講座を受講し、料理や観光・食文化などが一定レベルにあると認定する「八戸せんべい汁　おもてなしマイスター」も写真と一言コメント付きで紹介する。

　マップの製作は同研究所の活動を始めたときに、「八戸せんべい汁がどれくらい食べられているか、どれくらいお店で出しているのか」などの基本情報が分からなかったため、その情報を集めてマップを作ったところから始めた。

　同研究所「福」所長の中島美華さんは「今回は新たな情報が加わり、八戸せんべい汁だけじゃなく、南部せんべいを使った料理の紹介、おもてなしマイスターの顔写真入りの情報も紹介している。ぜひ地域のみなさんにも見てほしい。見つけた際には手に取って」と利用を呼び掛ける。

　無料。八戸市内では八戸ポータルミュージアム「はっち」（三日町）、JR八戸駅観光案内所（尻内町）、ユートリー（同）、提供店舗などに置く。