
八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で5月27日、ワインに関するイベント「八戸ワインフェス 2018 ~誕生~」が開かれる。
同イベントは八戸におけるワイン文化の向上を目的に2014年にスタートし、今年で5回目の開催。今年のテーマは今年1月に八戸ワインが誕生したことから「誕生」と設定。
4月13日に八戸市庁記者クラブでイベントの詳細が発表された。今年も著名講師陣を迎えてワインをより楽しむためのセミナーを無料で受講できるほか、16時から行われる有料のテイスティングでは世界中から集められたおよそ300種類のワインが試飲できる。市内飲食店がこのイベントのために用意したワインに合う和洋中の特製おつまみの販売、若手サービスマンがテーブルサービスの一連の所作を競うソムリエサービスコンテストなどを予定する。
今年完成した「澤内醸造」(柏崎2)の八戸ワインは12時からのオープニングセレモニーで若干数が振る舞われるほか、「はちのへワイナリー」(本徒士町)が南郷産のブドウを使って岩手県のワイナリーで委託醸造したワインも販売予定。
同イベント実行委員会会長の澤内昭宏さんは「八戸ワインができる前から八戸でワインのイベントを開催してきた。八戸市や農家の皆さんに協力していただいてワイン用のブドウの木を植えるところから始めて、やっと育ったブドウでワインを醸造できた。これまでは県外のワインや輸入したワインを知ってもらうイベントだったが、今年からはそれらと八戸ワインを比べて飲んで、より多くの方にワインの魅力を知ってもらうきっかけとなるイベントにしていきたい」と話す。
テイスティングコーナーを楽しむには事前のチケットの購入が必要。14日から「はっち」1階のカネイリミュージアムショップで350枚限定で4,000円で販売する。