八戸で前原寅吉テーマに演劇上演 小惑星命名を記念して

「我が内なるラピュータ」稽古の様子

「我が内なるラピュータ」稽古の様子

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 八戸市の八戸公会堂(八戸市内丸)文化ホールで5月25日・26日、八戸市公民館特別企画演劇公演「我が内なるラピュータ 前原寅吉の夢」が上演される。

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 演目は八戸市中心街の前原時計店(マエバラ)創業者の前原寅吉が1910(明治43)年5月19日に世界で初めてハレー彗星(すいせい)の太陽面通過を観測した偉業が世界に認められ、小惑星20080番を「Maeharatorakichi」と命名したことを記念したもの。

 演劇は特定の劇団ではなく、大学生や会社員などの八戸市民が演ずる。演出は演出家の三浦哲郎(青森県田子町出身)が担当する。連日の稽古では、演出家から細かいチェックが入り、思うように稽古が進まない場面もあったが、年齢もキャリアも違う役者たちは心を一つにして公演にのぞむ。

 作者の柾谷伸夫さんは「八戸市公民館特別企画も第5回となった。今回も気鋭の演出家・三浦哲郎さんを招いた。今回は人気作品『我が内なるラピュータ』の再演。何度か再演されているが、今回の三浦演出で新しいラピュータが浮かび上がる。今回は、花巻からとある人物が登場する。どのような出会いとなるか楽しみにしてほしい」と話す。

 開演は、25日=18時30分、26日=13時30分。入場料は、大人2,000円(当日2,500円)、学生800円(当日1,000円)。チケットは八戸市公会堂、八戸市民劇場(番町)、八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)、八戸市南郷文化ホール(南郷)、中合三春屋(十三日町)で取り扱う。

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