八戸市立島守中学校(八戸市南郷島守)の生徒たちが5月31日、地域のシンボルである虚空蔵(こくぞう)山・龍興山神社の清掃奉仕活動を行った。
同活動は島守中学校が開校以来続けてきている伝統行事。生徒たちが「ふるさと島守」の良さについてあらためて考え、地域への感謝の気持ちを持つことを目的に実施する。
活動に参加した生徒29人は学校から徒歩で虚空蔵山へ移動し、清掃を開始。神社や参道の階段など掃き掃除、記念碑の拭き清掃を行ったほか、男子の生徒は4リットルの水が入ったペットボトル10本ほどを山頂まで運んだ。各学年に分担場所を一生懸命に清掃。終了後の生徒たちはすがすがしい表情を見せていた。
同校3年生で環境委員会委員長の近藤くりあさんは「心を込めて掃除することができたので良かった。この場所は地域の方だけではなく他県からも来て下さる場所。来て下さる方も気持ちよくなるように、後輩たちには来年以降もこの活動を続けて頑張ってほしい」と満足げに話す。
6月2日・3日には福一満虚空蔵菩薩・龍興山神社・高山神社の例大祭に合わせ、郷土芸能発表会やカラオケ大会などが行われる「島守春まつり」が開催される。