八戸市の沢向公園(八戸市白銀3)で8月5日、地域の盆踊り大会「みしまうえ盆踊り大会 デスコナイト 2018」が開かれた。
地域の活性化や世代間の交流を目指して三島上町内会が主催。同会では四季折々にイベントを開き、春には同会場で「しろがね夜桜フェス2018」も開催した。
イベント当日はあいにくの雨。開催も危ぶまれたが、グラウンドコンディションを考慮し盆踊りを中止するなど一部のプログラムを変更して決行。テント内にDJシステムを持ち込み、ミラーボールやムービングライトを点灯・回転させ雰囲気を盛り上げた。飲食ブースや金魚すくいなどの屋台もシートなどで雨をしのぎ運営し、来場者をもてなした。
会場には雨にもかかわらず、地域住民や家族連れやカップルや小学生、バンド関係者など幅広い客層が訪れた。中には「盆踊りは浴衣で来なくては」と言いながらコートを着込みながらも浴衣に下駄履きの若い女性も。
八戸地方ではおなじみの盆踊り曲「八幡馬」、ご当地「港まつり音頭」「白銀おしまこ」などの郷土色豊かな曲から、1970~80年代のディスコミュージックが鳴り響く中、来場者は思い思いにお祭りムードを楽しんだ。
同町内会会長のささきたかおさんは「あいにくの雨だったが大勢の方に来場いただきうれしく思う。スタッフや地域の皆さんには、心からお礼申し上げたい。足元も悪く、肝心の盆踊りはできなかったが、集まってくれた地域の皆さん・知人友人・関係者の皆さんのお気持ちに応え、来年の盆踊りデスコナイト・その他地域のイベントを今後も盛り上げていきたい」と話す。