八戸市内のレストラン・飲食店が参加し、定額でランチやディナーを楽しめるイベント「The Best of グルメツアーズ 2018」が9月1日から開催される。
同企画は1988(昭和63)年に、八戸市における食文化の向上や地域活性化を目的に「八戸グルめぐり」としてスタート。現在は「グルメツアーズ」と改称して開催。昨年はおよそ9000組の利用があり、今年は大台の1万組の利用を目指す。
同企画では八戸市内の参加店40店が統一料金でメニューを提供。9月から10月までの期間中、ガイドマップを片手にさまざまな飲食店を巡って楽しむことができる。ランチを1,300円で提供する「ランチツアーズ」には14店、コース料理を3,800円で提供する「グルメツアーズ」には36店舗が参加する。一部店舗では事前予約が必要となる。追加料金で飲み放題プランを提供する店舗もある。
参加店のメニューは和食、洋食、中華と幅広く、各店の料理長や店主が腕を振るったメニューを気軽に楽しめる。今年はテーマを「オイシイ 肉二 出逢ウ旅。」とし、肉料理を中心としたメニュー構成となる。
食事後に手渡されるアンケートに記入すると、152人に宿泊券や食事券が当たる抽選企画も実施。アンケートを集計し参加店の中から「顧客満足度No.1」店を決定し後日発表する。
同企画を手掛ける八戸商工会議所観光サービス部会「The Best of グルメツアーズ 2018」実行委員会委員長で「リストランテ澤内」オーナーシェフの澤内昭宏さんは「今回は肉がテーマ。八戸では魚介類のイベントは多いが、肉をテーマにしたものはなかった。すし店など普段は肉料理を出さない店でも、肉を楽しむことができる。グルメツアーズ限定メニューを目当てにいろいろな店をまわるきっかけになれば」と来店を呼び掛ける。