「(仮称)八戸屋内スケート場」(八戸市長根)の建設に合わせ、市が現在スケート文化に関する資料を収集している。
資料の収集は、明治時代から続く八戸市のスケート文化の発祥から「氷都八戸」といわれるまでに至った記録を集め、デジタル化して国内外向けに発信していくことを目的とする。
探している資料は、スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーを含む氷上競技を含むアイススケートに関する写真やアルバム、過去の記録など。写真や資料はデジタル化し、げたスケートなどの現物は訪問時に撮影しデータとして収集する。
事業を担当する八戸市まちづくり文化スポーツ部スポーツ振興課の和島るみ主幹は「八戸市博物館や八戸市南郷歴史民俗資料館にもスケートに関する資料はあるが、現存の資料では数が少ない。現在集まっているのは約200点だが、もっともっと集まればうれしい。念願の屋内スケート場が開業するので、今一度『氷都八戸』をアピールするためにもぜひ市民の皆さんのご協力をお願いしたい」と呼び掛ける。
資料収集期間は11月30日まで。問い合わせは収集業務担当のインフォコム八戸オフィス(廿三日町、TEL 0178-20-9641)まで。