八戸市内の飲食店40店が統一料金で料理を提供する食のイベント「The Best of グルメツアーズ2018」の表彰式が11月27日、八戸商工会館(八戸市堀端町)で行われた。
1998年に「八戸グルめぐり」としてスタートし、その後「グルメツアーズ」と改称し今年で31回目を迎えた。今年は八戸市から40店が参加。「オイシイ 肉二 出逢(であ)ウ旅。」と題して、肉料理を中心としたメニュー構成とした。1,300円でランチを提供する「ランチツアーズ」には14店、3,800円のディナーを提供する「グルメツアーズ」には36店が参加した。
利用客に食事後にアンケートを配布回収し、料理、接客、店づくりなどの満足度を集計。顧客満足度が高い店舗を表彰している。今年はグルメツアーズの料金を500円値上げしたが、例年と同水準の9295件の回答が集まり、期間終了後に集計した。
集計の結果、今年は「アンケート回収枚数No.1店」に「海鮮酒房 浜膳」(田向)、ランチ部門の「The best of ランチツアーズ」には「割烹金剛」(鷹匠小路)が選ばれた。最高賞の「The best of グルメツアーズ」には「ル・ムロン・デ・オワゾ」(東白山台3)が選ばれ、小坂学シェフに認定証とグルメツアーズバッグが贈られた。
ル・ムロン・デ・オワゾの最高賞受賞は3年連続。美保野豚のロースを中心に野菜と肉を組み合わせ、肉のうま味を2種類のソースで楽しめるメニューが高評価となった。
小坂シェフは「通常使用している美保野ポークの良さを知ってほしいと思っていた。皆さん喜んでくれたので良かった。3年連続で受賞できると思っていなかった。うれしいの一言に尽きる」と喜ぶ。