八戸プラザホテル(八戸市柏崎)で1月30日、東日本大震災で被害を受けた北三陸地域の復興支援を目的としたワインパーティー「『みちのくの未来』を語るワインの宴 in八戸 Vol.2」が開催される。
開催は、2011年7月に開催された復興支援を探るフォーラム「KIBOW八戸」に参加したタレントで日本ソムリエ協会名誉ソムリエの辰巳琢郎さんが地元のメンバーと意気投合したのがきっかけ。ワインとウニやワカメなどの北三陸の食材で復興支援に結びつけようと、同年10月に1回目の復興支援ワインパーティーが開催され約70人が参加した。
今回も辰巳さんをゲストに迎え、三陸の食材を使った料理と共に辰巳さんが厳選したワイン10種を楽しみながら、復興への取り組みのプレゼン大会やチャリティーオークションなどを行う。パーティーの収益は全額三陸の復興支援を目的としてKIBOW財団へ寄付される。
主なプレゼンターはGRAグループ代表・岩佐大輝さん、NPO法人「遠野まごころネット」理事長・多田一彦さん、大三村代表・三村和良さんなど。八戸市議会議員の藤川優里さんがチャリティーオークションへの出品協力を予定している。
パーティの実行委員会メンバーで水産販売業「ひろの屋」の下苧坪(したうつぼ)之典さんは「震災を風化する事なく、新たな価値を創造していきたい。北三陸の食材とおいしいワインとのハーモニーを楽しみながら、復興について考えましょう」と、来場を呼び掛ける
チケットは、前売り=5,000円、当日=5,500円。チケットは下苧坪さん(TEL 080-5556-3403)まで。