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八戸市庁前の小便小僧が祭り姿に 八戸三社大祭に合わせ

祭りの衣装に身を包んだ小便小僧

祭りの衣装に身を包んだ小便小僧

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 青森の夏を彩る祭り「八戸三社大祭」の開幕に合わせ、八戸市庁前ロータリー(八戸市内丸1)の小便小僧に7月31日、祭りの衣装が着せられた。

水を出すためのボタン

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 八戸市中心街のシンボルの一つとして市民に親しまれる小便小僧。冬は防寒着、夏は祭りの衣装など、季節に合わせてさまざまな衣装を身に着ける。

 祭りの前夜祭が行われた7月31日、中心街の活性化に取り組む企業「まちづくり八戸」(八戸市堀端町2)の職員が、祭りで子どもが着るはんてんを着せ、帯を巻き、花がさをかぶせた。通りがかりの家族連れも作業に飛び入り参加した。

 八戸市は2021年6月、八戸市美術館の開館に合わせ小便小僧を修繕し、常に水が出ていた噴水口はボタンを押すと水が出る仕組みに変更した。この日の前夜祭を訪れた子どもたちは、小便小僧の前を通るとボタンを押して水を出し、楽しんでいた。

 作業を担当した同社のスタッフは「小僧も祭りの衣装を着た。街を訪れた皆さんにも、小僧と一緒に八戸三社大祭の雰囲気を感じてほしい」と笑顔を見せる。

 祭りの衣装の装飾は8月中旬まで。

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