![ギョーザセット](https://images.keizai.biz/hachinohe_keizai/headline/1739329382_photo.jpg)
手作りギョーザ店「チャオズ&(アンド)」(八戸市下長4)が1月18日、長寿温泉(同)近くにオープンした。
店舗面積は約14坪。席数は14席。6人まで座ることができるカウンター席や4人用のテーブル席を用意する。「チャオズ」は中国語でギョーザの意味。「&」には、さまざまなメニューとギョーザを組み合わせて楽しんでほしいという思いを込めた。
メニューは、皮から手作りする「ギョーザ」(450円)、ギョーザ、ライス、スープの「ギョーザセット」(900円)など。「しょうゆラーメン」(900円)、「タンメン(塩味)」(1,000円)なども用意する。ギョーザはテイクアウトにも対応する。
店主の林浩幸さんは、ラーメンチェーン店に30年勤務。いずれは自分の店を持つことが夢だったが、体調を崩したことをきっかけに体力に限界を感じ、独立して自分のペースで働ける店を開業させることを本格的に考え始めたという。店は元同僚の西澤千鶴子さんと二人三脚で切り盛りする。昨年8月28日、林さんの「手作りのギョーザを多くの人に食べてほしい」との思いに賛同した西澤さんと運営会社のEstrella(エストレージャ)を設立し、オープンの準備を進めてきた。
ギョーザの皮は、手作りする店が少ないと感じ、粉や水の配分を変え2、3カ月かけて試行錯誤し、納得のいく皮を完成させたという。あんに使う豚肉は、肉の食感を強く感じられるようにと、ひき肉ではなく塊肉を選んだ。ギョーザに合わせる「特製たれ」も工夫し、ゆずこしょうやブラックペッパーなどを加えて仕上げている。
「皮は薄く中身は肉をガツッと感じられる今までにないギョーザをぜひ食べに来てほしい。今後、新メニューとして辛いラーメンやチャーハンも出していきたい」と林さん。西澤さんは「特製たれのほかにも通常のしょう油、酢、ラー油も用意している。好きなようにアレンジして食べて」と話す。
営業時間は11時~15時。水曜定休。