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トマトソースで「八戸前沖さば」煮込んだ新商品 武輪水産が開発

盛り付けの例(写真提供=武輪水産)

盛り付けの例(写真提供=武輪水産)

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 締めさば・塩辛などの水産加工品の製造を手がける武輪水産(八戸市鮫町)は2月10日、同社のブランド「八戸たけわ食堂FineDISH!(ファインディッシュ)」シリーズから「八戸サバのトマトアンドペッパーソース」を発売した。

ファインディッシュシリーズは現在、3種類を展開する

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 「洋風」をテーマに、地元の魚を使った「小皿料理」をコンセプトに展開する同シリーズ。「八戸サバのトマトアンドペッパーソース」は、八戸のブランドサバ「八戸前沖さば」を、甘みの効いたトマトと塩コショウを使ったオリジナルのトマトソースで、骨まで柔らかく煮込んだという。電子レンジで温めることで簡単に食べられる。

 八戸港に水揚げされるサバは2022年、23年、不良のため、「八戸前沖さば」のブランド名での出荷が見送られていた。同社では昨年11月、3年ぶりに「八戸前沖さば」が出荷されたことを受け、商品開発を決めたという。

 開発を担当する藤田純史さんは「サバとトマトは相性がよく、トマトとペッパーソースを合わせようとひらめいた。地元の魚を県内外の人に気軽に食べてほしい。そのまま酒のつまみにしたり、サバの身をほぐして軽く炒めてパスタソースにしたりして食べるのが特におすすめ」と話す。

 同社では今後も地元のさまざまな魚を使った新商品を開発していくという。

 希望小売価格は432円。よこまちストア全店、ユートリー、同社通販サイトで販売する。

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