パンとジェラートの店「PANICE（ぱないす）」が3月20日、八戸駅西地区の商業施設エルロン・ウエスト・ビレッジ（八戸市尻内町）内にオープンする。

来店を呼びかける田島理成社長とスタッフ

　同施設を運営する北辰工業（石堂）が出店。店舗面積は15坪。座席は12席。2人用のテーブルを6卓用意する。店名は、パン、アイスと、「うまいっす」「はんぱないっす」などの話し言葉を組み合わせた。

　店内で製造したパンとジェラートを提供。ジェラートは、シングル（500円～）、ダブル（630円～）、トリプル（750円～）などを用意する。看板メニューは、ジェラートをパンで挟んだ「アイスパン」（630円）。ジェラート10種類とパン2種類から好みの組み合わせを選べるようにした。ジェラートは、オレンジ、イチゴミルク、ピスタチオなど。パンはクマの顔をかたどった「くまさんブリオッシュ」と球体の「ころりんデニッシュ」を用意。サンドイッチ類やドリンク、スムージーも用意する。

　同社の田島理成社長によると、アイスパンは、ジェラートを菓子パン「ブリオッシュ」で挟んだイタリアのシチリア島発祥のスイーツ「ブリオッシュ・コン・ジェラート」を参考にしたという。昨年9月、同施設に設置する自動販売機のアイスがよく売れていたことから、パンとアイスを使ったメニューの開発を始めた。クマの顔をかたどるアイデアは女性従業員の意見を採用した。

　田島社長は「『こんなパンが食べたい』『こんな味のジェラートが食べたい』という要望をどんどん商品に反映していきたい。八戸駅前をみんなで盛り上げたい」と話す。

　営業時間は、平日＝11時～19時、土曜・日曜・祝日＝10時～18時。木曜定休。