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館鼻朝市で南郷ジャズライブ開催へ 南郷村と八戸市の合併20周年の節目に

soul nations(写真提供=南郷ジャズフェスティバル実行委員会)

soul nations(写真提供=南郷ジャズフェスティバル実行委員会)

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 「館鼻岸壁朝市ジャズライブ」が6月29日と7月13日、館鼻岸壁朝市(八戸市新湊3)で開かれる。

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 八戸の夏を彩る音楽フェス「南郷サマージャズフェスティバル」を知ってもらおうと、同朝市を運営する湊日曜朝市会が企画。約300店の出店と数万人の市民や観光客でにぎわう同朝市で、7月26日にカッコーの森エコーランド(南郷)で開かれる同フェスをPRする。

 6月29日は、ジャマイカ発祥のポピュラー音楽「ロックステディ」を演奏するバンド「soul nations」が出演。7月13日には、同フェスの前夜祭にも出演予定のデキシーランドジャズバンド「Augusta Summit Band 浪男's DX(ロメンズ・デラックス)」が演奏を披露する。

 南郷ジャズフェスティバルは1990(平成2)年10月、旧南郷村が地域振興を目的に村民総合体育館(現八戸市南郷体育館)で開いた音楽フェス「オータム・ジャズ・フェスティバル in 南郷」の成功を契機に、翌年からスタート。旧八戸市と合併した2005(平成17)年以降も継続して開かれてきた。今年は合併20周年を記念して開く。

 同フェス実行委員会メンバーの高中寿貴さんが代表を務めるロメンズ・デラックスは2011(平成23)年、八戸市が南郷地区で取り組んだ「南郷アートプロジェクト」の企画に参加。同フェスが25周年を迎えた2014(平成26)年には、同プロジェクトの関連企画として「フラッシュモブ」を行った。高中さんが音楽監督を務め、市民約150人が来場客に扮(ふん)して参加。トランペット奏者の類家心平さんやジャズピアニストのデビッド・マシューズさんも加わり、客席に紛れてベートーベンの「交響曲第9番」を演奏して会場を湧かせた。

 実行委員会広報部会長の二ツ森護真さんは「南郷ジャズは合併以降、市民と連携して歩んできた歴史がある。八戸と南郷が一つになって20年という節目に、館鼻岸壁朝市が南郷ジャズを取り上げてくれたことは感慨深い。朝市を訪れる人に魅力を知ってもらい、フェスの会場にも足を運んでもらえたら」と話す。

 開催時間は両日とも6時30分~7時。観覧無料。

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