
「ナゾ解き脱出ゲームイベント」が7月13日、八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)で開かれる。
青森県南・岩手県北を中心にボードゲームを使ったイベントを開く団体「北三陸アナログゲームズ」が企画。メンバーが考案した同団体オリジナルの謎解きゲームを公開する。参加者は物語の主人公となり、90分間で次々と出題される「謎」を五十音表や数字などを使って解き進め、クリアを目指す。
同団体は、岩手県洋野町を拠点とする「ひろのボードゲームを遊ぶ会」を母体に結成し、2014(平成26)年から八戸市でも活動を始めた。現在は毎月約30人の市民が参加するボードゲーム会を企画するほか、謎解きイベントの開催にも取り組む。
今回公開するのは3作品。見知らぬ人から届いたメッセージを頼りに謎を解く「ステキナメモリーズ」と、芸能プロダクションの新入社員が行方不明になった社長の消息を探りながらアイドルグループのデビューライブを成功させる「アキラメナイドル!」は2022年以降に制作した作品。「串揚げ料理店からの脱出」は、旅先で立ち寄った串揚げ料理店の店長から「お通し」として出された謎を解くことで店からの脱出を目指す。
同団体代表の大粒来重之さんは「参加する皆さんに映画や舞台の出演者のようにゲームに浸って謎解きをしてほしい。難しい謎をたくさん用意しているので、挑戦してもらえれば」と話す。
参加費は1回1,000円。入場券は同館1階インフォメーションで販売し、同団体のウェブサイトで予約も受け付ける。