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おいらせと青森の演劇団体、八戸でコラボ公演 短編3作、南部弁で話す場面も

来場を呼びかける関係者

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 青森市とおいらせ町の劇団によるコラボレーション公演が7月20日・21日、小劇場「スペースベン」(八戸市柏崎1)で開かれる。

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 出演するのは青森市の「空間シアターアクセプ」とおいらせ町の「劇団おんず」。同劇場を運営する田中勉さんが縁をつなぎ、初めて共演するという。「穴」を題材にした作品「気になる穴」、小さな空港を出発点に物語が始まる「飛んで、エアポート」、おいらせ町を舞台に南部弁を織り交ぜて展開する「おかえり鮭太郎」の短編3作品を公演する。

 空間シアターアクセプは2003(平成15)年に青森市を中心に活動を始め、八戸演劇祭、北海道短編エンゲキ祭など、県内や北海道の演劇祭に出演。2016(平成28)年には、芝居小屋「アクセプ新町スタジオ」(青森市新町2)を開設した。

 おいらせ町で30年以上にわたり活動する劇団おんずは、旧南部領の風土や文化、家族愛や人との触れ合いをテーマにした作品を上演してきた。せりふに南部弁を取り入れることもあるという。結成当時、団員のほとんどが次男だったことから、南部弁で「次男」を意味する「おんず」と名付けた。

 空間シアターアクセプ代表の田邉克彦さんは「あまり八戸では見られない3作品になると思う。八戸三社大祭の開催が迫る中だが、その前に演劇の祭りとして見に来てほしい」、劇団おんず団長の中村貴子さんは「小劇場ならではの臨場感を味わって」と話す。

 開演時間は、20日=19時、21日=14時。前売り券は、一般=1,500円、学生=1,000円(当日は500円増し)。スペースベンのほか、予約サイト「ライブポケット」で販売する。

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