
「世界の昆虫展」が7月19日~21日、八戸公園・緑の相談所で開催される。
八戸で昆虫の研究を行う八戸インセクト研究会が、昆虫に興味を持ってもらおうと企画した。青森県内で採取したミヤマクワガタやオオクワガタ、日本には生息していないオオコノハムシ、グランドシロカブトなど17種の生きた昆虫や、ヘラクレスオオカブト、ギラファノコギリクワガタ、モルフォチョウなどの標本を展示する。
準絶滅危惧種に指定されるアマミミヤマクワガタやファンの間では高値で取引されることもあるというプラチナコガネなど、希少な昆虫の標本も紹介する。
展示する標本や昆虫は、全て同会メンバーが長年収集してきた物だという。同会メンバーの田野岡嗣典さんは「来場する子どもたちなどから標本の作り方や昆虫の飼育方法の質問を受けることも多い。子どもやその家族から、(昆虫を)次の世代まで飼育することができたという声を聞くこともある」と目を細める。「多くの人が昆虫に興味を持つきっかけになれば」とも。
開催時間は9時~16時。入場無料。