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館鼻朝市、ラジオ番組風の放送で熱中症への注意呼びかけ 南部弁や英会話で

収録に臨む古屋敷さん

収録に臨む古屋敷さん

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 熱中症への注意を呼びかけるラジオ番組風の場内アナウンスが7月20日、館鼻岸壁朝市(八戸市新湊3)で始まる。

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 3月から12月まで毎週日曜に開かれ、約300店の出店と数万人の観光客でにぎわう同朝市。近年は夏の記録的な暑さによる熱中症対策が課題になっているという。場内アナウンスは、同朝市を運営する湊日曜朝市会がコミュニティー放送局BeFM(番町)にラブコールを送り、提供が決まった。同局が制作した場内アナウンスで、水分補給や救護テントの場所などを案内する。

 同局の番組「おもしろ南部弁講座」「えんぶりディ・イングリッシュ」「びびすた」「ゆうらじ!Hachinohe」などの出演者がフリートークを交えながら注意を呼びかける音源を複数パターン用意した。「古屋敷裕大のうたうラジオ」のパーソナリティーを務めるシンガー・ソングライターの古屋敷裕大さんも7月16日、「以前は喫茶ピーマンの出店ブースで演奏していたが、最近は早起きができなくなってしまった」「早起きができる皆さんは素晴らしい」などと笑いを誘いながら収録に臨んだ。

 アナウンスは番組の個性を生かした内容。「おもしろ南部弁講座」は「水っこをこまめに採っておいてけさい」「体あんばいがあずましぐねえ方がおられやんしたら、店屋の人さ『あのなす』と声っこかげでければよがんすえ」など南部弁のアナウンスを用意した。「えんぶりディ・イングリッシュ」は英会話風のやり取りで熱中症対策を紹介する。

 同局のスタッフは「暑さが厳しい日も、アナウンスを聞いて笑ってもらえれば。熱中症に注意して無理せずに朝市を楽しんで」と話す。

 場内アナウンスによる呼びかけは当面行う。

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