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八戸三社大祭の山車、市内各所で展示 おはやしの実演も

鍛冶町附祭若者連「宇治川合戦絵巻」

鍛冶町附祭若者連「宇治川合戦絵巻」

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 八戸三社大祭の山車の展示が8月、八戸市内の公園や商業施設で行われる。

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 7月31日~8月4日に開かれた八戸三社大祭の余韻を楽しんでもらおうと、八戸市、八食センター(八戸市河原木)、シンフォニープラザ沼館(沼館4)、ピアドゥ(同)などが企画。祭りで使われた山車を展示するほか、一部施設ではおはやしの披露も予定する。

 八戸市では8月13日~15日、長者まつりんぐ広場(八戸市糠塚)、柏崎小学校旧校舎跡地の山車制作展示施設(柏崎2)で展示を行う。まつりんぐ広場では、今年の祭りの山車審査で秀作に選ばれた「鍛冶町附祭(つけまつり)若者連」、敢闘賞の「糠塚附祭組」、「十六日町山車組」の山車を展示する。展示時間は13時~18時。13日は鍛冶町がおはやしの実演を行う。16時、17時、17時45分の3回。山車制作展示施設では、最優秀賞を受賞した「十一日町龍組」、秀作と運行賞を受賞した「下組町山車組」のほか、「類家山車組」「塩町附祭組」「柏崎新町附祭」「下大工町附祭若者連中」の山車を展示する。時間は11時~16時。

 八食センターくりや広場では11日~31日、伝統山車賞を受賞した「六日町附祭若者連」の人形を展示する。おはやしの実演は13日、14日の13時、15時。

 ピアドゥでは13日~15日、淀山車組の山車展示とおはやしの披露を行う。おはやしの実演は13日、14日=15時、17時。15日=17時、19時。

 シンフォニープラザ沼館では9日~31日、下大工町と「青山会山車組」が昨年制作した小型の山車を展示する。

 八戸まちなか広場マチニワ(三日町)では現在、27組の山車組が共同制作した山車を展示している。今月17日まで。

 まつりんぐ広場で山車を展示する鍛冶町は今年「宇治川合戦絵巻」を題材に山車を制作。源頼朝と木曾義仲の激突の様子を、葛飾北斎の浮世絵を参考にした水の表現を交えて再現しているという。山車制作責任者の下崎桃五さんは「新しく取り入れた水の表現を含めて、満足できる仕上がりになっている。見に来てもらえれば」と話す。

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