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八戸で「酔っ払いに愛を」開幕 はしご酒やダンス公演など、多彩な1カ月

熊谷市長の合図で乾杯する市民

熊谷市長の合図で乾杯する市民

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 「八戸横丁月間 酔っ払いに愛を」が10月1日、開幕した。

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 8つの横丁が集中する八戸市中心街エリアで秋の夜長を楽しんでもらおうと、八戸横丁連合協議会(八戸市長横町)や大松(六日町)などでつくる実行委員会が企画。31日まで、16回目を迎えるメインイベント「酔っ払いに愛を」のほか、スタンプラリー、ガイドツアー、音楽ライブなど、「酔っ払い」をテーマにした7つのイベントを用意する。

 初日は地酒研究会はちのへが「第13回日本全国地酒で乾杯」を開いた。会場の八戸まちなか広場マチニワ(三日町)には青森県内30銘柄、県外10銘柄の日本酒がずらりと並び、仕事帰りの市民や日本酒ファンでごった返した。

 20時には県外の日本酒関連イベント会場とリモート中継をつなぎ、熊谷雄一八戸市長の合図で乾杯。熊谷市長は「市が掲げる『食のまち八戸』を進めるために地酒は欠かせない。八戸は酔っ払いに優しい町と評価されている。地酒、食文化、横丁文化を盛り上げよう」と呼びかけた。イベント後、ほろ酔いの来場者は、夜の飲食店街へと繰り出していった。

 同研究会事務局長の山田信雄さんは「消費が低迷する中でも、日本酒を好む人がいる。東北にはいい酒がたくさんあるが、津軽も南部も負けていない。皆さんには中心街に出かけてもらい、はしご酒で八戸を盛り上げてもらえれば」と呼びかける。

 3日、4日、10日、11日にはガイドツアーを実施。市民ガイド「八戸さんぽマイスター」と一緒に横丁を歩き、見どころを巡りながらガイドお薦めの店で乾杯してもらう。参加料は1,800円。予約制。

 4日は、中心街の3施設で飲食と音楽を楽しむイベント「ヨルニワ」を行う。開催時間は、更上閣(本徒士町)=12時~14時、八戸ポータルミュージアムはっち(三日町)=16時~20時、八戸市美術館(番町)=18時~19時30分。入場無料。

 7日には「今夜はハシゴしNight!横丁連合+ @飲みだおれラリー」を行う。

 「酔っ払いに愛を」は10月10日・11日、横丁、路地、空きビル、酒蔵などを劇場に見立て、ジャグリング、ポールダンス、演劇など、15分~20分の短い公演を複数回行う。酒を片手にアートを楽しんでもらう趣向で、3公演分の前売り鑑賞券(1,500円)にはドリンク交換券を付ける。はっちで販売する。1公演鑑賞分の当日券(500円)を各公演会場で販売する。

 11日にはアコースティックライブも予定。会場は「rockbar Dolly」(十八日町)。19時開演。料金は1,000円。

 28日には「第53回六日町ナイトオリエンテーリング」を開く。

 「飲みだおれラリー」は中心街エリアの横丁、「ナイトオリエンテーリング」は六日町エリアの参加店ではしご酒を楽しんでもらい、5店でスタンプを集めた人を対象に抽選会を開く。料金は3,000円(ナイトオリエンテーリングは当日3,500円)。

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