締めさば・塩辛などの水産加工品を製造する武輪水産(八戸市鮫町)が10月中旬、社内ブランド「八戸たけわ食堂」にラインアップしてきた2商品をリニューアルした。
リニューアルでは、「グリーンカレー」「レッドカレー」の加熱方法を湯煎から電子レンジに変更。より気軽に食べられるようにしたという。
グリーンカレーはメインの具材も変更。サバに替わり青森県で水揚げしたイワシが入る。青唐辛子や県産のニンニクを使うのは従来と同じ。臭みを抑えようとレモングラスやバジルを使う。
レッドカレーの具材に変更はなく、陸奥湾産のベビーホタテ入り。赤唐辛子を使ったカレーペーストにココナツクリームを加え、辛さを和らげているという。
開発チームの藤田純史さんは「八戸のご当地カレーにしたい。どちらもご飯との相性が良い。食べ比べを楽しんでもらえれば」と話す。
希望小売価格は540円。同社通販サイトのほか蕪島物産販売施設かぶーにゃ、ユートリーで販売する。