国指定重要無形民俗文化財の「日本一の山車祭」八戸三社大祭が7月31日、始まった。前夜祭となった31日は、八戸市庁前市民広場と中心街で大型山車の展示とおはやしの実演が行われた。
この日は、夕方から各町内の山車小屋から中心街へ大型の山車が続々と集結。18時のスタート前から大型山車の可動式の仕掛けやスモークなど演出が動く度に大勢の市民や観光客から驚きの声や歓声が上がった。
中心街のメーンストリートも新荒町から三日町区間が歩行者天国となり、大型山車がズラリと並んだ。日が暮れてからは、大型山車がライトアップされ、おはやしの音色とともに幻想的な光景が繰り広げられた。
八戸観光コンベンション協会の石塚さんは「今年の八戸三社大祭は日程的には平日と重なったが、観覧席などの予約は順調。暑い日が続くので、暑さ対策を準備してゆっくりとお祭りを楽しんでほしい」と呼び掛ける。
八戸三社大祭は8月4日まで開催。期間中、おがみ神社例祭、長者山新羅神社例祭、加賀美流騎馬打毬なども行われ八戸市内はお祭りムード一色に染まる。山車の合同運行は1日から3日まで。