八戸で演劇を学び遊ぶワークショップ 「はちのへ演劇祭」関連企画

「演劇を本気であそぶ」ワークショップの様子

「演劇を本気であそぶ」ワークショップの様子

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 第5回「はちのへ演劇祭」関連企画として7月23日から、演劇を学び遊ぶ連続ワークショップ「演劇を本気であそぶ」が開かれている。

講師の仲坪由紀子さん

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 同企画は、八戸で演劇をやってみたい人のために演劇をする場があるということを広めるため、はちのへ演劇祭実行委員会が企画したもの。

 ワークショップでは、芝居をする上で重要な他者とのコミュニケーションを身につけられるシアターゲームなどを行う。同ゲームは誰でもできる簡単なもので、演劇未経験者でも大丈夫だという。

 各週の土日に行うワークショップはこれまでに4回あり、毎回5~6人ほどが参加。小学生から、若者、年配までと年齢層は幅広い。演劇未経験者や音楽、芸術分野で活躍している人など他ジャンルの人も多く参加している。

 メイン講師を務める仲坪由紀子さんは南部町の出身。明治大学騒動舎、「Highleg Jesus」を経て、舞台を中心に活躍。劇団全作品の出演とともに作品中のダンス振り付け、レビューの構成、演出を手掛ける。俳優にとどまらず、振り付け、ステージング、育成など、多岐にわたって活躍している。主な出演作品に劇団☆新感線「髑髏(どくろ)城の7人」、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出「SLAPSTICS」、鴻上尚史演出「幽霊はここにいる」など。

 仲坪さんは「このワークショップは、年齢性別経験問わず誰でも参加できる。人前に出て何かをやってみたい、新しく何かを始めたいと思っていたけれども、やる場所がなかった人たち、今ここです。必ずスキルが身につくので、興味のある方はぜひ参加を」と呼び掛ける。「ワークショップに参加して、いろんな人と関わることで世界が広がり、あらゆる可能性が見いだせる」とも。

 ワークショップの参加者は「演劇は難しい、恥ずかしい、緊張するというイメージがあったが、そういう観念にとらわれず、初対面の人とも気軽に話せて、とても楽しめた」「先生を筆頭に、参加者みんなが全員を受け入れる姿勢がすごかった。人見知りの自分でも、気が付いたら参加者のみんなと話せてびっくりした」などと話している。

 ワークショップは11月6日までの隔週土曜・日曜に開催。土曜=18時~21時、日曜=15時~18時。参加無料。会場は「はっち」(八戸市三日町)や八戸市中心街周辺。

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