八戸市中心街の「チーノはちのへ」(八戸市十三日町)を中心に11月23日、八戸工業高等専門学校(田面木)の学生・教職員による研究や課外活動を披露する「高専 Week」が始まった。
同イベントでは23日~27日を「高専Week」として、「八戸高専COCフォーラム」「吹奏楽定期演奏会」「体験ブース」「ステージイベント」など、さまざまな催しを展開する。
24日・25日には「チーノはちのへ」で「自主探究ポスター 優秀作品展示」を開催。学生が自主的に探究活動し課題解決に取り組んだ成果を展示する。
26日・27日には同会場で「八戸高専 まちなか文化祭」として「宇宙の科学」「流れの科学」「総合デザイン部ファッションショー」などのステージイベント、「いろいろな光の世界」「走るペーパーカー作り」「水の浄化実験」「顕微鏡で粒子の世界観察」などの体験ブースを展開。写真部、美術部、書道部の作品も展示する。他に景品を用意するスタンプラリー、フードコーナー、図書館で除籍した本の古本市も行われる。
八戸のゆるキャラ「いかずきんズ」との撮影会や、本年度の高専ロボコン大会に出場したロボットの展示と操縦体験など、大人も子どもも楽しめる内容を目指している。
同校の沢村利洋教授は「まちなか文化祭では、これまでの出前授業や公開講座のネタを初お披露目する。生徒たち研究や勉強の成果も見てほしい。高専図書館の古本市は、珍しい本や貴重な本もたくさん出ているのでお勧め」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。入場無料。