八戸市水産科学館「マリエント」(八戸市鮫町)で、子どもたちのリクエストに応える「卒業おめでとう展」が開かれている。
同イベントは、本年度に卒業を控えている八戸市内の小学生からリクエストを募り、希望の多かった1位~10位の生き物を発表・展示するもの。卒業を控えるこの時期に毎年企画している。会場内には子どもたちが書いた「見てみたい生き物たち」の絵も展示する。
今年のランキングは、1位・2位は前年と変わらずクラゲとクリオネがランクインし根強い人気の強さを見せる。3位・4位はイカとカメが、それぞれ5位・6位から順位を上げる。
5位には、昨年度ベスト10圏外のクマノミがランクイン。オレンジと白の鮮やかな色が人気を呼んだようだ。6位のタコは4位から順位を落とす。8位のチンアナゴも前年3位から大幅に順位を落とした。7位のタツノオトシゴ、9位のサメは昨年ランク外からベスト10に食い込む。10位のフグは昨年9位とほぼ変わらず。
同館のマリンレンジャー「マリンオレンジ」の岩澤美咲さんは「子どもたちのアンケートから展示内容を決めるという年恒例の人気企画。4月には『入学おめでとう展』も予定している。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。
開館時間は9時~17時。観覧料は、一般=300円、高校生=200円、小中学生=100円、シニア(65歳以上)=150円、未就学児無料。3月31日まで。