八戸市の国道45号バイパス沿いに10月29日、ラーメン店「破天堂(はてんどう)」(長苗代、TEL 070-6562-9402)がオープンした。同地域はラーメン店やファストフード店などが並ぶ「激戦区」。
市内の製麺所「木村屋」が直営で出店した同店。直営店ではすでに「風林火山」「麺道蘭」のブランドで展開しているが、今回新たなブランドを立ち上げた。
店舗面積は約30坪で、席数はカウンター4席、テーブル36席の計40席。内装は白塗りの壁に木材の大きな梁(はり)を生かしたイタリア料理店のような明るい雰囲気に仕上げ、BGMにはクラシック音楽が流れる。店名の由来は「破天荒」と同店が立地する地域名の「石堂」を合わせたもの。店名には「今までのラーメン店とは違う要素を取り入れたい」という思いを込めた。
ラーメンには全てサラダがセットとなり、食前に提供するのも同店の特徴。サラダを食前に食べることで血糖値を整える狙いがあるという。
看板メニューは「破天堂ラーメン」(630円)と「無敵の肉そば」(780円)。破天堂ラーメンは水炊き風にアレンジした鶏塩白湯スープが特徴で、「無敵の肉そば」はしょうゆベースのスープに和風チャーシューを載せる。そのほか、北国とんこつラーメン、本格しょうゆラーメン、こくみそラーメン(以上680円)など。
二部(にぶ)優司店長は「女性同士でも気軽に入れるように内装や音楽にも工夫している。メニューも、あっさり派の人からガッツリ派の人まで幅広く満足してもらえると思う。個室風になっている席もあるので、デートや家族連れでもどうぞ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~22時。