「ジャズの頂点に立ちたい」と、八戸でジャズドラムに取り組む小学6年の中村光希さん。グラミー賞受賞歴のあるジャズピアニストのデビッド・マシューズさんと八戸の子どもたちがジャズに取り組む「八戸ジャズ楽団」の一員として、日々音楽と向き合う。

昨年7月24日の南郷サマージャズフェスティバル前夜祭では、大人顔負けのドラムソロを披露。約500人の聴衆から割れんばかりの拍手を浴びた。

8月には、ジャズの館南郷(八戸市南郷中野)で八戸ジャズ楽団のベーシスト・久保沢清吾さんやマシューズさんトリオを組んでリーダーライブに挑戦。キャパシティー100人の会場に約120人の市民が詰めかけ、迫力のドラム演奏とあどけない司会に耳を傾けた。
音楽との出合いは4歳の頃。八戸の伝統芸能「えんぶり」に憧れ、おもちゃの太鼓でリズムをたたいて遊び始めた。転機は母親と出かけた市内のスーパー。店内で流れるジャズに興味を持ち、本物のドラムを買ってもらい、ジャズのCDの演奏をまねるようになった。マシューズさんとの出会いは小学2年の頃。ジャズ喫茶「茶屋東門」(階上町)でマシューズさんと出会い、八戸ジャズ楽団の一員に。

自宅では憧れのジャズドラマーのCDを聴きながら練習に取り組み、市内の音楽教室にも通う。マシューズさんが「いわぶち響堂」(小中野)で開く「セッションナイト」にも顔を出し、大人たちに混ざってセッションを重ね、ジャズざんまいの日々を送る。
数多くのスターと共演を重ねてきたマシューズさんは「これまで、スティーブ・ガッドさん、デイブ・ウェックルさんなど素晴らしいドラマーと演奏したが、光希君と一緒に演奏できることも幸運に思う。素晴らしい音楽家に共通するのは良いパッションを持っていること。光希君のドラムにもパッションを感じる」と話す。
ジャズが盛んな八戸。新たなスターが生まれる日も遠くないかもしれない。

【参考動画】デビッドマシューズさんのラジオ番組「ON AIR GIG」より
小学6年のドラマー中村光希君が八戸でライブ ピアノにマシューズさん(八戸経済新聞)
小学6年のドラマー、中村光希君のリーダーライブに119人 ラジオ放送も(八戸経済新聞)
ラジオ番組「David Matthews Presents ON AIR GIG」YouTubeチャンネル(コミュニティー放送局BeFM)
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