八戸在住の鈴木美朝(みのり)さんが現在、衆院選青森2区の候補者をゲストに招き、自身のインスタグラムでライブ配信を行っている。市民目線の質問を候補者に投げかけ、選挙や政治を身近に感じてもらうことが狙い。
八戸市内で交流サロンやゲストハウスの運営、まちづくり活動に取り組む鈴木さん。ライブ配信は、候補者と1人ずつ個別に行う形式で、全候補者の協力を得て実施している。
八戸市では昨年、市長選の投票率が34.42パーセントと伸び悩んだ。鈴木さんは20代前半の人と話す中で、選挙や政治に関心を持つ人が少ないことを感じていたという。「国政選挙の報道は党首討論が中心。私たちが実際に投票するのは住む地域の候補者。生活と政治を結び付けて、政策について考える場が必要」と話す。
公示前に立候補予定者による討論会を開くことも考えたが、衆院解散から投開票までの期間が短く、準備が間に合わず実施には至らなかった。加えて青森県内は、津軽地方では記録的な豪雪、南部地方は各地で路面凍結が発生した。候補者が選挙活動を行うのは主に日中。寒さも厳しく、学生や働き世代の有権者が候補者の個人演説に触れる機会が少ないと考えた。候補者自身がSNSで発信する情報の量にも差を感じ、一般市民の立場で直接質問を投げかける場としてライブ配信を選んだ。
配信では、市民目線の質問を軸に、政策や地域課題について掘り下げていく。鈴木さんは「日本人はあまり政治の話をしない印象。日本や世界が目まぐるしく変わる中で何も行動しないまま物事が決まっていくことに、自分の人生を委ねていいのかと思った。配信が候補者の人間性を知るきっかけになれば」と話す。
配信は2月3日を皮切りに始まり、6日18時30分からの配信で全候補者の出演が完了する。全てアーカイブとして残す。
鈴木さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/minorisuzuki_aomori/