「八戸前沖さばアイデア料理コンテスト」受賞および本戦進出作品が、八戸市が制定する「サバの日(3月8日)」から、市内のスーパーなどで限定販売されている。
八戸前沖さばのブランド力向上、消費拡大などを目指し水産関係者や販売者などで構成する「八戸前沖さばブランド協議会」は、毎年「八戸前沖さばアイデア料理コンテスト」を開催している。市民へのさらなる八戸前沖サバの定着を目指し、昨年11月4日に開催した第12回コンテストで部門グランプリを受賞した2点と、本選に進出した2点を販売する。
「寿司部門」でグランプリを受賞した「サバリッコ」(各日30個限定)は、スーパーよこまちストア一番町店(八戸市尻内町)と同新井田店(新井田西)で、バーガー・サンドウィッチ部門グランプリの「サバポテサンド」、本選に進んだ「青森鯖おでん」「鯖リアンロール」(共に各日10パック限定)は、さくら野百貨店地下の「55Kitchen&DELI」(三日町)で販売する。値段は共に「サバ」に合わせ380円(税別)。サバリッコを考案した堀米睦子さんは「自分が考案した料理を販売してもらえるのはとてもうれしいし励みにもなる」と喜ぶ。
八戸商工会議所の小野剛正さんは「これまでもコンテストは続けてきたが、コンテストの料理の一般販売は今回初めての企画。レシピも公開しているので、一般の家庭でも自分なりにアレンジして、楽しくサバ料理を作ってもらいたい。来年以降も『サバの日』に合わせて、何かしら情報発信していきたい」と話す。
3月10日まで。