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八戸・蕪島に今年もウミネコが飛来 例年より早く

蕪島とウミネコ

蕪島とウミネコ

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 ウミネコの繁殖地として国の天然記念物にも指定されている蕪島(八戸市鮫町)で3月中旬、今年もウミネコが飛来してきている。

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 八戸市屈指の名勝地としても知られる蕪島には、例年3月~4月にウミネコが飛来。今年は2月から暖かい日が続いていることもあり、例年より早く2月20日に飛来を確認した。

 ウミネコは毎年7月下旬から島を離れ、8月上旬にはほとんど島からいなくなる。夏場は北海道に飛来し、冬場は千葉県や茨城県、関東地方に移動。2月下旬頃から移動し、蕪島に到着する。餌が豊富な場所や過ごしやすい気候の場所へ移動を繰り返し、蕪島で産卵しヒナがふ化する。4月に入り暖かくなってから巣作りが始まる。

 2015年に火災で焼失した蕪嶋神社の再建も着々と進み、今年12月に完成予定で、来年3月に一般公開が始まる見通し。

 同神社権禰宜(ごんねぎ)の赤石重興さんは「今年もウミネコがやってきた。たくさんの参拝者のお参りを心からお待ちしている。4月20日・21日には蕪島祭りも開催となる。今年もたくさんの出し物、演芸会があるので蕪島を楽しんでほしい」と話す。

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