八戸市埋蔵文化財センター「是川縄文館」のボランティアを激励する「縄文是川ボランティア激励セレモニー」が4月4日、同館(八戸市是川)で開かれた。
「縄文是川ボランティア」は1996年に発足、活動は今年で24年目を迎える。同ボランティアは「是川縄文館」のガイドや体験学習のサポートを務め、昨年度は約5000人の来場者をガイドし、約3000人の体験学習をサポートした。
セレモニーでは、小林眞八戸市長の激励の言葉に続き、ボランティアメンバーの紹介、山地實ボランティア代表のあいさつがあり、最後に是川音頭保存会による是川音頭の披露が行われた。
小林市長は「北海道から東北北部の縄文遺跡群のユネスコ文化遺産登録へも、ようやく道筋が見えてきて、2021年に登録が決定するのを待ち遠しく思っている。そんな中でボランティアの存在はとても心強い。これからも来館者に縄文はもちろん八戸の魅力もどんどん発信してほしい」と激励。
同ボランティア山地代表は「昨年の来館者2万4千人のうち5千人のお客さんを案内した。現在ボランティアは45人。ユネスコに向けて私たちも頑張っていきたい。縄文文化に深い興味と熱意を持って今年も活動したい」と決意を新たにした。