八戸みなと漁協が整備を進めていた海業支援施設「浜市場 みなとっと」(八戸市湊町)が4月21日にオープンした。
「浜市場 みなとっと」内の直売所では同漁協組合員が漁獲した魚介類や地場産の総菜を販売。海鮮食堂「漁師食堂 鮮八」では漁協婦人部が腕を振るう。「みなとっと」の名称は、名称を公募し「みんなでとっと(魚)を楽しむ海の町」という思いが込められている八戸工業大学の学生の案が採用となった。
同施設は全国的にも有名な「館鼻岸壁朝市」が開かれる館鼻地区に隣接。同漁協の河村喜久雄さんは「八戸の魚介類をPRするには最適な場所。八戸にはこんな魚が揚がっている、こんなおいしい魚があることを多くの人に知ってほしい」と期待を寄せる。
鮮八ではテーブル席40席を用意し、主なメニューは「海鮮丼」(2,000円)、「イカ刺し定食」(1,300円)、「ひらめ漬け丼」(1,200円)、「マグロ漬け丼」(1,000円)。
河村さんは「店内には研修施設もあるので、海の食材を使った料理教室や釣り教室を開催したい。直売所も今後はさらに品ぞろえを充実させていきたい」と話す。
営業時間は10時~15時(土曜・日曜9時~)。月曜定休。食堂鮮八は11時~14時30分。月曜・木曜定休。