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八戸・鮫浦漁協で今年のウニ漁解禁 例年より身も肥え、味も甘み

八戸でウニ漁が解禁

八戸でウニ漁が解禁

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 八戸市鮫地区の八戸鮫浦漁協管内で5月15日、今年のウニ漁解禁となり、地元の組合員が早朝から素潜りで一斉にウニを漁獲した。

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 八戸市は全国屈指のウニの漁獲量を誇り、ウニを使った郷土料理も多い。素潜りをした組合員は「今年のウニは数が多く、身が肥えていると漁師たちの中で話題となっている。味も例年より甘みがあり、今年のウニは特においしく味わえるのでは」と期待を寄せる。

 鮫地区で10年ウニ漁をしている70代の漁師も「八戸の海は他の地域の海よりウニの餌となる昆布が豊富で、ウニの身が多く味も濃厚。潜ってウニを捕るのは体力勝負だが、この海で捕れたおいしいウニを皆さんに味わってほしい」と話す。

 ウニの漁場近くで、夫婦で営む「ガーデンレストラン・フェザント」(同、TEL 0178-32-3557)では、ウニ解禁に合わせて5月15日~8月31日、ウニ丼(4,000円)とウニパスタ(2,200円)を提供。(相場で値段の変動あり)。主人の熊谷博史さんもウニ漁師。博史さんが店の目の前の海で潜り捕ったウニを、夫人の裕子さんが殻剥きする。その日捕ったウニだけを使い、鮮度には絶対の自信を持つ。

 熊谷裕子さんは「お薦めはウニパスタ。朝捕ったウニをその日のうちにお出しする」と話す。

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