![Co部屋オープンデイ](https://images.keizai.biz/hachinohe_keizai/headline/1560413557_photo.jpg)
八戸市新美術館建設に向けた拠点「はちのへまちなかアートラボCo部屋(コベヤ)」(八戸市八日町)で第4土曜、美術館の未来などについて語り合いアート体験などもできる「Co部屋オープンデイ」が行われている。
コベヤは2021年夏に開館を目指す八戸市新美術館に関する情報発信と開館までの業務、ワークショップなどを行う拠点として空き店舗を活用して2017(平成29)年に開設。アート関連のイベント情報を提供するスペースや新美術館の立体模型、旧八戸市美術館の記録などを展示したパネルなど、市民が気軽に入って見学できるようになっている。
現在整備を進めている八戸市の新美術館には「ジャイアントルーム」という多目的に使える大空間を設置し、市民と美術館、市民同士の交流から新しい活動が生まれ、広がることを目指している。「ジャイアントルーム」での活動に先駆け、市民と美術館学芸員が交流し、新しい美術館で何ができるのかを模索していくために、「コベヤオープンデイ.2019」を開催する。
オープンデイの参加コーナーでは、「美術館ができたらこんなことしてみたい」を語り合う「アートなトークテーブル」、新美術館での活動についてメッセージやアイデアを在室の学芸員と一緒に話すコーナーや、手軽に体験できる墨絵や自由お絵かきコーナーなどの創作ワークショップが体験できる「かんたんアートワークショップ」を用意する。夏休み期間中には小学生~高校生を対象としたものづくり相談室も設ける。
八戸市まちづくり文化スポーツ部新美術館建設推進室学芸員の伊多波麻衣子さんは「Co部屋は平日10時~17時、美術館の情報を発信する場所として開設していたが、今年度から毎月第4土曜の午後、『コベヤオープンデイ』を始めた。美術や美術館に関することを市民の皆さんとお話しできるトークテーブルを開催している。展示会や展覧会の開き方、ポスター、デザインの相談など、何でも結構。ぜひ気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
オープンデイ開室時間は13時~16時。開室日は6月22日、9月28日、10月26日、11月23日、2020年1月25日、2月22日。夏休み特別開室日は8月10日・11日、17日・18日。オープンデイは申し込み不要、夏休み特別開室は各日先着10人。