八戸市の八戸公園(八戸市十日市)リス舎に3月に仲間入りしたシマリス2匹の名前が「レイ(令)」君(雄)、「なごみ(和)」ちゃん(雌)にそれぞれ決まり、話題を呼んでいる。
シマリス2匹は3月中旬に生後2カ月で八戸公園にやってきた。八戸公園で働く職員たちが名前を考え、いくつかの候補が挙がった中で、5月に新元号「令和」にちなみ、レイ(令)君と、なごみ(和)ちゃんに決定した。ほかの候補には「ハチ君とモモちゃん」、八戸公園の住所の「天摩」にちなみ「マー君とテンちゃん」などがあった。
リス舎のシマリスは、これまで雌のキュンちゃん1匹だけだった。キュンちゃんのファンも多かったが、レイくんとなごみちゃんが来てからはさらにシマリスを見に来る市民が増えた。写真を撮る人や長い間シマリスを観察している人も多く、今まで以上にリス舎の人気が出ている。どちらのシマリスも人に慣れていて、特に飼育員に対しては肩に乗ったりポケットに入り込んだりするなど愛らしい姿が見られ市民を和ませている。
同公園公園課長の小笠原恵子さんは「レイくんもなごみちゃんもとっても人が好きなので、ぜひ皆さん会いに来てほしい」、飼育員の藤野ひとみさんは「なごみちゃんは食いしん坊で、よく食べます。レイ君は人が大好きで、お客さまが来るとすぐ寄っていきます。どちらも可愛くて大人気です」とそれぞれ話す。
開園時間は9時~17時(子どもの国は16時45分まで)。入場無料。大型遊具利用には「のりもの券」(110円)が1枚~3枚必要。