八戸市立白鴎(はくおう)小学校の計画委員会の児童たちが運動会で八戸花火大会への寄付を集め、7月8日、同大会へ寄付金を贈呈した。
白鴎小学校では2003(平成15)年から毎年、八戸花火大会のための募金活動を行っており、今年も5月19日に開催した運動会で計画委員会のメンバーが保護者や地域の人に寄付を呼び掛け、5万円が集まった。今年は白鴎小学校が創立50周年を迎えたことから、創立50周年記念事業協賛会からの5万円と合わせて10万円が寄付金として贈呈した。
同校校長室で行われた贈呈式では、6年の尾崎莉奈さんと5年の清塚僚太さんが「運動会で集めた花火募金です。今年もすてきな花火が上がることを楽しみにしています」と、塚原隆市・八戸花火大会大会委員会会長に寄付金を手渡した。塚原会長は「大切に使わせてもらいます」と受け取っていた。
式後に尾崎さんは「みんなが花火大会のために募金に協力してくれてうれしかった。大人からこどもまで楽しめる大きくてきれいな花火が上がってほしい」、清塚さんは「花火大会では地域の皆さんが楽しめて、これまでになかったような花火が上がってほしい。今年も会場で花火を見たいと思います」とそれぞれ話す。
第39回八戸花火大会は8月18日19時から舘鼻漁港で開催。大会中に白?小学校の創立50周年を祝うプログラムも予定されている。