環境に関する取り組みなどを紹介する環境保全啓発イベント「はちのへ環境フェア」が7月23日・24日、八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で開かれた。
イベントは八戸市が主催。環境省、青森県、八戸市森林組合、八戸市水産科学館「マリエント」、八戸リサイクルプラザなど関係団体も出展。「環境フェア」としては今回が初めてで、以前は「健康まつり&環境展」として開催していた。
イベントでは各団体がパネル展示を行ったほか、23日には大久喜小学校児童とマリエント「ちきゅう」たんけんクラブの児童による環境活動報告、三陸ジオパーク認定ガイドと八戸市職員による環境講話やエコドライブシュミレーター体験が行われた。両日、「ペットボトル風車」「エコバックに絵を描こう」「紙すきはがき・」「木工スタンド組立」「エコクイズラリー」「絵本ぬり絵」などの体験コーナーを展開。手塚治虫原案アニメ映画「ガラスの地球を救え!」も上映した。
夏休みも始まったばかりということで、会場には多くの親子連れの姿が目立った。中には子ども以上にエコドライブシミュレーターに集中する母親も。ぬり絵コーナーやエコバック彩色のコーナーではお年寄りの姿も見受けられ、各ブース担当の学生ボランティアと会話が弾んでいた。
八戸市環境部環境政策課環境政策推進グループ主査の河村智恵さんは「環境の問題と言うとと『難しいなぁ』と思われがちなので、今回は小学生から参加してもらえるイベントを目指した。おかげさまで小学生にも多数入場いただき、講演も大勢の方に聴講いただいた。これらが皆さんの行動につながるようなれば」と期待を寄せる。