八戸市民と在住外国人との交流を目的とした「第9回 国際交流フェスタ inはちのへ」が9月15日、八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)で開かれる。
イベントは、外国語指導助手をはじめ市内や近隣で活動する海外出身者と市民の交流を通して国際交流への理解や関心を深めることを目的に八戸国際交流協会が主催。これまでは八戸ポータルミュージアム「はっち」(同)を会場に開催してきたが、今年初めて八戸まちなか広場「マチニワ」で開催する。海外の文化が感じられるステージパフォーマンス、飲食、交流コーナーなどを設け、市民が気軽に海外出身者と触れ合える催しとして定着している。
今年のテーマは「知ればもっと仲良くなれる」。八戸市に住む外国人の中で人口が多い、中国、ベトナム、フィリピンを中心に、それぞれの国の文化を紹介。フードブースでは、市内の四川料理・ベトナム料理・フィリピン料理の飲食店が出店し、アジアの食を楽しむことができる。「外国人とおしゃべりコーナー」では、八戸市内で日本語を学んでいる各国出身者とゲームや会話を体験できる。このほか、アメリカをはじめとした英語圏出身者も参加する予定で、世界のさまざまな国の文化を紹介する。
八戸学院大学による海外留学相談デスクも設置予定で、留学にかかる費用や留学期間の相談を受け付ける。
八戸国際交流協会国際交流員で中国系アメリカ人のアンジェリカ・ワンさんは「今、八戸に住んでいる外国人とおしゃべりすることができる。ステージでは人気のK-POPのパフォーマンスもある。ぜひ来てほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。入場無料、申し込み不要。