八戸市を舞台に大学生とイカの交流を描いたオリジナル漫画「いかのまんが」の作品展が9月5日から、八戸ブックセンター読書会ルーム(八戸市六日町)で開かれている。
作者の古戸杏美さんは5歳で漫画を描き始め、八戸工業大学第二高校美術コースに進学し漫画文系部に所属した。現在は八戸工業大学感性デザイン学部創生デザイン学科4年(東方研究室)に在籍し、卒業研究・制作の一環として「いかのまんが」を描いた。
古戸さんはテーマについて「八戸には、住んでいる人も知らない場所や食べ物がたくさんあるので、八戸の人がまだ知らない八戸の魅力を知ってほしいという思いからこの題材にした」と話す。作品では八戸ならではの特徴的なエピソードが随所に登場し、日常を舞台にしたほのぼのとした内容で八戸の魅力をゆったりと描き出す。
会場にはテーブルの上に冊子・原稿やペン類が並べられ、目線の位置にひもで作品をつるし漫画作品を制作する仕事場のような雰囲気を醸し出す。
古戸さんは「ほのぼのとした雰囲気の漫画作品で八戸の魅力が伝わっていると思う。ぜひ、気軽に来場してほしい」と話す。
開場時間は10時~20時。入場無料。9月9日まで。